kashiwabara004
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宜昌清●渓の最前線陣地より望む︒「ああ長江の流れ漸く激流に入るところ︑古来詩にうたわれ︑ 歴世の読書子をして思ひをはるかに走らしめ︑史家また中原逐鹿の 英傑梟雄の戦跡として書きとめし三峡の..今目前にあり︒ はるかに指呼す四川の雲煙巍々たる山畳よ」この日の日記は こう記している︒   峨眉山月半輪秋    影入平羌江水流    夜發清溪向三峽,   思君不見下渝洲           (李白)昭和16年6月1日 19410601

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