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 ●碧雲寺金剛寶座(北京郊外) 碧雲寺の金剛寶座は乾隆十三年(西紀一七四八)西藏僧が齎らした印度須彌山の金剛寶座の模型によりて築造したもので、其の用材は委く大理石の巨大なものを用ひ外壁には佛像、獅々頭、種々の花紋等を彫刻し背面の龕中には黑玉の佛像を安置し實に雄大莊嚴を極めてゐる。臺上からは玉泉、昆明の湖水がはるかに見へ背後は大行の山脈連なり風光また絶佳。 (印畫の複製を嚴禁す)//●碧雲寺金剛宝座(北京郊外) 碧雲寺の金剛宝座は乾隆十三年(西紀一七四八)西蔵僧が齎らした印度須弥山の金剛宝座の模型によりて築造したもので、其の用材は委く大理石の巨大なものを用ひ外壁には仏像、獅々頭、種々の花紋等を彫刻し背面の龕中には黒玉の仏像を安置し実に雄大荘厳を極めてゐる。台上からは玉泉、昆明の湖水がはるかに見へ背後は大行の山脈連なり風光また絶佳。 (印画の複製を厳禁す)

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