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●明陵稜恩殿(南口明の十三陵)昔陵域は松柏の森林で鬱蒼たるものがあつたことは文獻にも見江て居るが、今はその面影をとゞめない。寳域に至る手前に稜恩殿がある。風餐雨蝕いたづらに軒の邊りの破れるに委されて居るが、階段の兩側に取りつけられた大理石の玉欄と共に當年の壯麗を思はしめるものがある。(印畫の複製を嚴禁す)//●明陵稜恩殿(南口明の十三陵)昔陵域は松柏の森林で鬱蒼たるものがあつたことは文献にも見江て居るが、今はその面影をとゞめない。宝域に至る手前に稜恩殿がある。風餐雨蝕いたづらに軒の辺りの破れるに委されて居るが、階段の両側に取りつけられた大理石の玉欄と共に当年の壮麗を思はしめるものがある。(印画の複製を厳禁す)

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