atoingashu002
121/186

●喇嘛説方碑亭(北京雍和宮にて)黃甍碧欄の數ある北京の宮闕寺觀の中に、雍和宮はたしかに特種の建物の一つであろう。雍正皇帝が皇子であつた當時の邸宅をその後喇嘛の道場に寄進されたものである。その後庭に建てられた喇嘛説方碑は漢滿蒙藏の四体に書き分けたラマ禮讃の文字であるが、外藩懷柔の好紀念碑でもある。紅壁の碑黃甍と相映じて美事な建築だ。(印畫の複製を嚴禁す)//●喇嘛説方碑亭(北京雍和宮にて)黄甍碧欄の数ある北京の宮闕寺観の中に、雍和宮はたしかに特種の建物の一つであろう。雍正皇帝が皇子であつた当時の邸宅をその後喇嘛の道場に寄進されたものである。その後庭に建てられた喇嘛説方碑は漢満蒙蔵の四体に書き分けたラマ礼讃の文字であるが、外藩懐柔の好紀念碑でもある。紅壁の碑黄甍と相映じて美事な建築だ。(印画の複製を厳禁す)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 121

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です