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●爆竹を賣る店(北京)支那のお正月のつきものとして無くてならないものは爆竹である。爆竹は何時の頃から始まつたか知らないが、最初竹の節を爆破したのが始まりで今は花火に變つた。年々支那全國で消費されるものが數百萬圓に上ると云はれる。中には仕掛花火で數千圓を投ずるものさへある。爆竹は景氣のよい樂天的な支那の國民性の一面を表徵して居る行事だ。(印畫の複製を嚴禁す)//●爆竹を売る店(北京)支那のお正月のつきものとして無くてならないものは爆竹である。爆竹は何時の頃から始まつたか知らないが、最初竹の節を爆破したのが始まりで今は花火に変つた。年々支那全国で消費されるものが数百万円に上ると云はれる。中には仕掛花火で数千円を投ずるものさへある。爆竹は景気のよい楽天的な支那の国民性の一面を表徴して居る行事だ。(印画の複製を厳禁す)

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