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 ●道敎の石窟(山西省) 龍山に在る道敎の石窟は如何にも山西らしい遺跡だ南宋の晩年に道敎全眞敎の學者宋披雲の開鑿したもので昊上觀と稱して居る。道像と佛像とを比較すると何んといつても菩薩や如來には西域や印度の來外趣味があるが、道像の手法には支那本來の面影をとゞめて居る。此の太上老君は彫刻としても傑作の一つだ。 (印畫の複製を嚴禁す)//●道教の石窟(山西省) 竜山に在る道教の石窟は如何にも山西らしい遺跡だ南宋の晩年に道教全真教の学者宋披雲の開鑿したもので昊上観と称して居る。道像と仏像とを比較すると何んといつても菩薩や如来には西域や印度の来外趣味があるが、道像の手法には支那本来の面影をとゞめて居る。此の太上老君は彫刻としても傑作の一つだ。 (印画の複製を厳禁す)

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