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 ●天龍のラマ塔(山西省) 天龍の石窟は支那佛敎史跡中特種の地位を保つものである。大同雲岡の石窟は北魏の藝術を傳へ、天龍の石窟は隋唐時代の代表龍門に移る過度時代をもの語る北齊藝術を藏することに於て有名である。峽峪の間に嘛喇塔をのぞんで山徑を辿れば天龍寺の洞窟は、佛跡巡禮の喝仰者を力強く引き寄せる。 (印畫の複製を嚴禁す)//●天竜のラマ塔(山西省) 天竜の石窟は支那仏教史跡中特種の地位を保つものである。大同雲岡の石窟は北魏の芸術を伝へ、天竜の石窟は隋唐時代の代表竜門に移る過度時代をもの語る北斉芸術を蔵することに於て有名である。峡峪の間に嘛喇塔《喇嘛塔》をのぞんで山径を辿れば天竜寺の洞窟は、仏跡巡礼の喝仰者を力強く引き寄せる。 (印画の複製を厳禁す)

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