atoingashu003
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 ●『ヒイモリ』(雲南省にて) ヒイモリは西藏の高原、蒙古の沙漠の中に見出される喇嘛敎徒の奇異なる迷信の標識である。人の運勢を祭るもので運の馬とも呼ばれる、人の運命を干支によって區別する習慣は日本にもあつて、一白とか四碧とか色分けして居るが、彼等の幟も五色に色分けしてある或は迷信の起原を同ふして居るかも計り難い。右方の石の竈は香を焚くところだ。 (印畫の複製を嚴禁す)//●『ヒイモリ』(雲南省にて) ヒイモリは西蔵の高原、蒙古の沙漠の中に見出される喇嘛教徒の奇異なる迷信の標識である。人の運勢を祭るもので運の馬とも呼ばれる、人の運命を干支によって区別する習慣は日本にもあつて、一白とか四碧とか色分けして居るが、彼等の幟も五色に色分けしてある或は迷信の起原を同ふして居るかも計り難い。右方の石の竃は香を焚くところだ。 (印画の複製を厳禁す)

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