atoingashu003
46/190
●鹽田(南滿金福沿線貔子窩) 一眸幾里を見わたす貔子窩の鹽田は、朝夕の潮の滿干にその眺めは變る。朝靄立ちこむる中に、遙か潮汲み上る風車の隱顯するも趣深い。赤い夕陽の潮水と相映じて天地から紅に染彩されるも壯觀である。かくて天日は日々に、陽炎燃ゆる田毎の作業に鹽は産出される。 (印畫の複製を嚴禁す)//●塩田(南満金福沿線貔子窩) 一眸幾里を見わたす貔子窩の塩田は、朝夕の潮の満干にその眺めは変る。朝靄立ちこむる中に、遥か潮汲み上る風車の隠顕するも趣深い。赤い夕陽の潮水と相映じて天地から紅に染彩されるも壮観である。かくて天日は日々に、陽炎燃ゆる田毎の作業に塩は産出される。 (印画の複製を厳禁す)
元のページ