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 ●大佛光寺の經幢(山西省五台山) 五台山は唐の盛時一山燦として佛敎藝術の王國であつたことは史實に明かである。而して日本、朝鮮、印度西域地方とその波紋は大きく五台を中心として凡ての文化が吸収放射されたかの感があつた。この大佛光寺の尊勝陀羅尼經幢はわずかに煙滅をまぬがれた當時の佛敎藝術の眞骨を示すものとして少ない古遺物の一だ (印畫の複製を嚴禁す)//●大仏光寺の経幢(山西省五台山) 五台山は唐の盛時一山燦として仏教芸術の王国であつたことは史実に明かである。而して日本、朝鮮、印度西域地方とその波紋は大きく五台を中心として凡ての文化が吸収放射されたかの感があつた。この大仏光寺の尊勝陀羅尼経幢はわずかに煙滅をまぬがれた当時の仏教芸術の真骨を示すものとして少ない古遺物の一だ (印画の複製を厳禁す)

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