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●牛皮筏子(綏遠省) 牛皮筏は羊皮筏と異り、牛の丸ムキにした革囊には羊毛や駱駝の毛を充塡して、すつかり輸送用に梱包した個々のものを聯結して筏に造つたものである。 皮筏子の一連の數は大約二百八十前後から八百個を組合せの一回の輸送數量は五千斤から多い時には二三万斤に及ぶ。皮筏の航行する水路は甘肅の蘭州から包頭までの間に限られ、此の區間を流下する日數約一ケ月を要する。 (印畫の複製を嚴禁す)//●牛皮筏子(綏遠省) 牛皮筏は羊皮筏と異り、牛の丸ムキにした革嚢には羊毛や駱駝の毛を充填して、すつかり輸送用に梱包した個々のものを聯結して筏に造つたものである。 皮筏子の一連の数は大約二百八十前後から八百個を組合せの一回の輸送数量は五千斤から多い時には二三万斤に及ぶ。皮筏の航行する水路は甘粛の蘭州から包頭までの間に限られ、此の区間を流下する日数約一ケ月を要する。 (印画の複製を厳禁す)

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