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●禹陵(浙江省紹興郊外) 禹帝治水の功成つて南越國の地を巡遊して、途中病を得て殁(部首が歺)し、會稽山に葬つたといふ傳説がある。後世その陵趾を明かにしなかつたが、明の嘉靖年間にその跡を探して此の大禹陵の墓碑を建立した。廟の近くに窆石亭と稱する素朴な亭がある。即ち太古禹陵に使用した盤石として傳はるもの、蒼古たる色を現はして居る。 (印畫の複製を嚴禁す)//●禹陵(浙江省紹興郊外) 禹帝治水の功成つて南越国の地を巡遊して、途中病を得て没し、会稽山に葬つたといふ伝説がある。後世その陵趾を明かにしなかつたが、明の嘉靖年間にその跡を探して此の大禹陵の墓碑を建立した。廟の近くに窆石亭と称する素朴な亭がある。即ち太古禹陵に使用した盤石として伝はるもの、蒼古たる色を現はして居る。 (印画の複製を厳禁す)

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