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●黃河の鐵橋(濟南附近) 濟南の東北里餘のところ黃河に架けられた津浦鐵道の鐵橋は、四千八百呎の長を以て虹の樣にあの濁流を横切つて南北に走つて居る。獨逸人の設計したもので橋脚の基礎工事に工費の六百萬元の大半を費したと謂はれてる。近年南北戰亂のある每に此の鐵橋の破壞に依つて交通路を斷つための戰禍を受けて居る。 (印畫の複製を嚴禁す)//●黄河の鉄橋(済南附近) 済南の東北里余のところ黄河に架けられた津浦鉄道の鉄橋は、四千八百呎の長を以て虹の様にあの濁流を横切つて南北に走つて居る。独逸人の設計したもので橋脚の基礎工事に工費の六百万元の大半を費したと謂はれてる。近年南北戦乱のある毎に此の鉄橋の破壊に依つて交通路を断つための戦禍を受けて居る。 (印画の複製を厳禁す)

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