atoingashu006
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◉包脚[パオチヨウ] 洗脚がすみ、よく掃き乾かした後、細長い木綿の『裹脚布[コーチヨーブー]』で緊く巻きつける。平素入浴をせぬ支那婦人、洗脚のすが(すが)しさは察しやられる。この脚にもいろ(いろ)種類があつて、小、疲、尖、彎、香、軟、正に分つ、これを七字訣と稱んでゐる。淸末に於ける纏足の盛は、恐らくその最高潮であつたらう。 (印畫の複製を嚴禁す)//◉包脚[パオチヨウ] 洗脚がすみ、よく掃き乾かした後、細長い木綿の『裹脚布[コーチヨーブー]』で緊く巻きつける。平素入浴をせぬ支那婦人、洗脚のすが(すが)しさは察しやられる。この脚にもいろ(いろ)種類があつて、小、疲、尖、弯、香、軟、正に分つ、これを七字訣と称んでゐる。清末に於ける纏足の盛は、恐らくその最高潮であつたらう。 (印画の複製を厳禁す)

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