atoingashu006
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◉天下第一關から見た長城 (山海關) 第一砲臺下老龍頭から山海關城と相連なつて角山の頂を攀ぢ、右方に迂折して九門口に連り、更に蜒々として北走する樣は、恰かも長蛇が逼ふやうだ。城頭に上り、この風餐雨蝕の大土工を見、三千餘年の昔を偲ぶとき、北方の强胡襲来に備へる、秦の始皇の大抱負が窺はれる。 (印畫の複製を嚴禁す)//◉天下第一関から見た長城 (山海関) 第一砲台下老竜頭から山海関城と相連なつて角山の頂を攀ぢ、右方に迂折して九門口に連り、更に蜒々として北走する様は、恰かも長蛇が逼ふやうだ。城頭に上り、この風餐雨蝕の大土工を見、三千余年の昔を偲ぶとき、北方の強胡襲来に備へる、秦の始皇の大抱負が窺はれる。 (印画の複製を厳禁す)

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