atoingashu006
53/194

●流筏(ニ)(吉林附近) 長白を洗つて流れる松花江の大流に漾ふ幾百里かを、流れ流れた筏は、吉林と九站に着くと解體水揚され、鐡道により各地に向けられ遠くは日本にまで搬ばれる。吉林の背後を擁する大森林は、この松花江がなくては生きられない松花江の雄は何といつても木の都吉林の生命だまたの名を水の都といふのもそれがためだ。 (印畫の複製を嚴禁す)//●流筏(ニ)(吉林附近) 長白を洗つて流れる松花江の大流に漾ふ幾百里かを、流れ流れた筏は、吉林と九站に着くと解体水揚され、鉄道により各地に向けられ遠くは日本にまで搬ばれる。吉林の背後を擁する大森林は、この松花江がなくては生きられない松花江の雄は何といつても木の都吉林の生命だまたの名を水の都といふのもそれがためだ。 (印画の複製を厳禁す)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 53

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です