atoingashu006
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●喇嘛の樂器(察哈爾貝子廟) 喇嘛の式典或は毎日の讀經に用ふる樂器の種類は多いが、大鼓、搖鼓、銅鑼、鈴鐺、大小喇叭などが普通とされ、殊に大喇叭は長さ十尺以上に達するのがあつて、四段繼に疊込むやうになつてゐる。左側に立てたのがそれだ。音は極めて低いが、トルキスタン地方の樂器のうちで最も特有なトラムペツトの一種と思へば大差ない。 (印畫の複製を嚴禁す)//●喇嘛の楽器(察哈爾貝子廟) 喇嘛の式典或は毎日の読経に用ふる楽器の種類は多いが、大鼓、揺鼓、銅鑼、鈴鐺、大小喇叭などが普通とされ、殊に大喇叭は長さ十尺以上に達するのがあつて、四段継に畳込むやうになつてゐる。左側に立てたのがそれだ。音は極めて低いが、トルキスタン地方の楽器のうちで最も特有なトラムペツトの一種と思へば大差ない。 (印画の複製を厳禁す)

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