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●金山を掘る (熱河省平泉) 密雲鄕務泥窪子の金山は平泉から東方三邦里半、國道に沿う火廟からならば北方一邦里半の地、繆世侯といふ南方人によつて發見せられ、開鑛したのが光緖二十一年(西紀一八九五)のことだといふ。 採鑛口が今では二三百に及び、鑛石は石臼で粉碎した後水洗して砂金を採るといふやうな原始的な處理法によつてゐるのみだ。しかし科學工業的處理法と經營とが採られる日は遠からぬここと待望する。 (印畫の複製を嚴禁す)//●金山を掘る (熱河省平泉) 密雲郷務泥窪子の金山は平泉から東方三邦里半、国道に沿う火廟からならば北方一邦里半の地、繆世侯といふ南方人によつて発見せられ、開鉱したのが光緒二十一年(西紀一八九五)のことだといふ。 採鉱口が今では二三百に及び、鉱石は石臼で粉砕した後水洗して砂金を採るといふやうな原始的な処理法によつてゐるのみだ。しかし科学工業的処理法と経営とが採られる日は遠からぬここと待望する。 (印画の複製を厳禁す)

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