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●富錦市街 (富錦) 富錦は舊名富克錦と云ひ樺川と共に附近一帶は渤海以來純粹の靼鞨人の居つた處で、淸朝初期迄は「黑斤人の本據」と云はれて居た。宜純元年富錦縣の獨立と共に縣公署を置かれ、ハルビンに次ぐ江岸の商工中心地貿易港として有名になつた。人口三萬五千餘、奧吉林の主要な都邑で邦人の進出も多く將來の發展を約されて居る。 (印畫の複製を嚴禁す)//●富錦市街 (富錦) 富錦は旧名富克錦と云ひ樺川と共に附近一帯は渤海以来純粋の靼鞨人の居つた処で、清朝初期迄は「黒斤人の本拠」と云はれて居た。宜純元年富錦県の独立と共に県公署を置かれ、ハルビンに次ぐ江岸の商工中心地貿易港として有名になつた。人口三万五千余、奥吉林の主要な都邑で邦人の進出も多く将来の発展を約されて居る。 (印画の複製を厳禁す)

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