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●熱河源泉 (熱河山莊苑) 淸の康熙帝が數次の塞外巡牽中此地方の風光を賞され溫泉を發見せられて、四十二年駐蹕の折避暑山莊建設を仰出された。圖は今舊苑内にある所謂熱河の名稱を生んだ源泉地である。櫛風沐雨幾星霜、熱河造宮の靑史を繙き帝が大經倫を追憶する時、滿洲より發祥せる淸朝の再び此の地に甦るの偶然ならざるを想ふものである。 (印畫の複製を嚴禁す)//●熱河源泉 (熱河山荘苑) 清の康煕帝が数次の塞外巡牽中此地方の風光を賞され温泉を発見せられて、四十二年駐蹕の折避暑山荘建設を仰出された。図は今旧苑内にある所謂熱河の名称を生んだ源泉地である。櫛風沐雨幾星霜、熱河造宮の青史を繙き帝が大経倫を追憶する時、満洲より発祥せる清朝の再び此の地に甦るの偶然ならざるを想ふものである。 (印画の複製を厳禁す)

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