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●普陀宗乘之廟 (熱河省承德) (一般名は布達拉廟) 西藏拉薩の布達拉[プータラ]廟を摸して建てた純西藏式の建築。乾隆三十五年は帝の六十の賀、その翌年は母后の八旬萬壽の賀に當るから、定めし外蒙・喀爾喀、靑海の諸王公を始め、新附の準噶爾、回部(今の新疆地方)の諸蕃長等が祝賀のために來るだらうからといふので、乾隆三十二年三月に着手し三十六年八月竣工、前後四年半を費して此の稀に見る一大廟が完成したのだ。 (印畫の複製を嚴禁す)//●普陀宗乗之廟 (熱河省承徳) (一般名は布達拉廟) 西蔵拉薩の布達拉[プータラ]廟を摸して建てた純西蔵式の建築。乾隆三十五年は帝の六十の賀、その翌年は母后の八旬万寿の賀に当るから、定めし外蒙・喀爾喀、青海の諸王公を始め、新附の準噶爾、回部(今の新疆地方)の諸蕃長等が祝賀のために来るだらうからといふので、乾隆三十二年三月に着手し三十六年八月竣工、前後四年半を費して此の稀に見る一大廟が完成したのだ。 (印画の複製を厳禁す)

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