atoingashu007
81/186

●森蔭の殊像寺 (熱河省承德) 殊像寺は普陀宗乘之廟の西にある。山西省五臺山は文珠師利の道場として著名であるが、その山麓の殊像寺は文珠菩薩示現の所と傳へられる。乾隆二十六年、帝は母后を奉じて其處に參詣したことから、堂殿樓閣の制を五臺山に倣ひ、乾隆三十九年の夏起工、翌年完成し、寺名も亦五臺山のものを採つたのが此の寺である。 (印畫の複製を嚴禁す)//●森蔭の殊像寺 (熱河省承徳) 殊像寺は普陀宗乗之廟の西にある。山西省五台山は文珠師利の道場として著名であるが、その山麓の殊像寺は文珠菩薩示現の所と伝へられる。乾隆二十六年、帝は母后を奉じて其処に参詣したことから、堂殿楼閣の制を五台山に倣ひ、乾隆三十九年の夏起工、翌年完成し、寺名も亦五台山のものを採つたのが此の寺である。 (印画の複製を厳禁す)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 81

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です