atoingashu008
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●城門の入口(海龍) 海龍縣は東豐、西安、西豐の各縣と共に淸室の初期に圍場(御獵場)として扱はれて居つた處で、海龍は光緒四年初めて開放せらるゝと共に總官衙門を置かれ今日迄續いた町である。 冷たい北滿の冬は崩壞された歷史を土壁の姿に殘したまゝ、城門には枯草が寒風に戰ひて雪に凍付いて居る。 (印畵の複製を嚴禁す)//●城門の入口(海竜) 海竜県は東豊、西安、西豊の各県と共に清室の初期に囲場(御猟場)として扱はれて居つた処で、海竜は光緒四年初めて開放せらるゝと共に総官衙門を置かれ今日迄続いた町である。 冷たい北満の冬は崩壊された歴史を土壁の姿に残したまゝ、城門には枯草が寒風に戦ひて雪に凍付いて居る。 (印画の複製を厳禁す)

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