atoingashu008
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●荒木大尉の碑(興安嶺) 事變以來描かれた「戰の繪卷」のうちでも、昭和七年十二月三日吹き荒ぶ朔風のなかに肉彈を挺して花吹雪と散つた荒木大尉の物語は涙ぐましいものである。興安嶺環狀線の手前西行した鐵路の左側に、當時突放車に積まれた石塊を疊み墨痕も鮮かに築かれた石碑がそれである、低徊暫し點禱を捧げで過ぎる。 (印畵の複製を嚴禁す)//●荒木大尉の碑(興安嶺) 事変以来描かれた「戦の絵巻」のうちでも、昭和七年十二月三日吹き荒ぶ朔風のなかに肉弾を挺して花吹雪と散つた荒木大尉の物語は涙ぐましいものである。興安嶺環状線の手前西行した鉄路の左側に、当時突放車に積まれた石塊を畳み墨痕も鮮かに築かれた石碑がそれである、低徊暫し点祷を捧げで過ぎる。 (印画の複製を厳禁す)

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