atoingashu008
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●筏の午餉(齊々哈爾) 齊々哈爾の西門外廣漠たる原野に續く處に嫩江支流西泡子がある。夏期は漁澇も盛んに行はれ帆船の航行もあり、上流より燃料を滿載した筏は流れ來て遠く松花江に行く。筏の上アンペラかはりの白樺の小舎に晝餉をとる筏夫の顏に夏の陽は長閑に照る。 (印畵の複製を嚴禁す)//●筏の午餉(斉々哈爾) 斉々哈爾の西門外広漠たる原野に続く処に嫩江支流西泡子がある。夏期は漁澇も盛んに行はれ帆船の航行もあり、上流より燃料を満載した筏は流れ来て遠く松花江に行く。筏の上アンペラかはりの白樺の小舎に昼餉をとる筏夫の顔に夏の陽は長閑に照る。 (印画の複製を厳禁す)

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