atoingashu009
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●大同府展望(山西省) 大同は山西北部の巨鎭であると共に歷史的にも重要な市街で、秦、漢時代以來陘北の要地として朔平府と併稱せられし處、南は恒山を望み北は陰山を負ひて地勢自然に高く海抜凡三千四百呎に達する。府城は桑乾河の右岸にあり、四方に高さ二丈幅二間の牆壁が繞らされ商業都市として殷賑をなして居る。物產の主なるものは石炭、銅器を始め附近の平野から產する農產等である。 (印畵の複製を嚴禁す)//●大同府展望(山西省) 大同は山西北部の巨鎮であると共に歴史的にも重要な市街で、秦、漢時代以来陘北の要地として朔平府と併称せられし処、南は恒山を望み北は陰山を負ひて地勢自然に高く海抜凡三千四百呎に達する。府城は桑乾河の右岸にあり、四方に高さ二丈幅二間の牆壁が繞らされ商業都市として殷賑をなして居る。物産の主なるものは石炭、銅器を始め附近の平野から産する農産等である。 (印画の複製を厳禁す)

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