atoingashu009
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●城門(山西・大同) 廢頹崩壞して今は昔日の雄揮さもなく雜草のびるまゝに、治亂興亡幾變遷の夢を結ぶが如き大同の城壁は、幾度かの君主を迎へその首都となり現在のものは明の洪武年間に增築せられたものである。高さ二丈、幅二間、周圍十三里の長方形の城廓で、東西南北の四門ありその四隅に鎭樓を備へ、その後南北に周六里の外城築かれその内側を南關、北關と呼ばれた。 (印畵の複製を嚴禁す)//●城門(山西・大同) 廃頽崩壊して今は昔日の雄揮さもなく雑草のびるまゝに、治乱興亡幾変遷の夢を結ぶが如き大同の城壁は、幾度かの君主を迎へその首都となり現在のものは明の洪武年間に増築せられたものである。高さ二丈、幅二間、周囲十三里の長方形の城廓で、東西南北の四門ありその四隅に鎮楼を備へ、その後南北に周六里の外城築かれその内側を南関、北関と呼ばれた。 (印画の複製を厳禁す)

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