atoingashu009
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●包頭鎭(包頭鎭) 包頭は烏拉連嶺と大靑連嶺との中間の要樞に位し、平綏線の最終點で且つ黄河々畔唯一の要港で、人口六萬、蒙古から更に甘肅と平津地方を結ぶ交易の中繼地たる新興の商業地である。圖はその北方丘陵龍王廟より望みたる市街にて、廟内には轉龍藏と稱する甘泉あり全市の源泉たる淸水が湧出して居る。 (印畵の複製を嚴禁す)//●包頭鎮(包頭鎮) 包頭は烏拉連嶺と大青連嶺との中間の要枢に位し、平綏線の最終点で且つ黄河々畔唯一の要港で、人口六万、蒙古から更に甘粛と平津地方を結ぶ交易の中継地たる新興の商業地である。図はその北方丘陵竜王廟より望みたる市街にて、廟内には転竜蔵と称する甘泉あり全市の源泉たる清水が湧出して居る。 (印画の複製を厳禁す)

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