atoingashu010
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●普陀山の登り口(普陀山) 甯波から靜かな海上を船に搖られて二十四浬の處、舟山列島中の大舟山島から東に約二浬の處の海中に聳立する周圍四哩餘の孤島が普陀山である。昔から山西の五臺山、四川の娥眉山《峨眉山》と共に三大靈場として佛史に有名な靈場で、陽春ともなれば支那各地から集る善男善女の參詣者の船が續々とつけられ碼頭は法悅の人々で賑ふ。 (印畵の複製を嚴禁す)//●普陀山の登り口(普陀山) 寧波から静かな海上を船に揺られて二十四浬の処、舟山列島中の大舟山島から東に約二浬の処の海中に聳立する周囲四哩余の孤島が普陀山である。昔から山西の五台山、四川の娥眉山《峨眉山》と共に三大霊場として仏史に有名な霊場で、陽春ともなれば支那各地から集る善男善女の参詣者の船が続々とつけられ碼頭は法悦の人々で賑ふ。 (印画の複製を厳禁す)

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