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◎會稽山を望む (紹興) 春秋戰國の砌、彼の越王勿踐が忠臣范蠡を用ひ苦思焦心遂に吳王夫差を降し覇をなした會稽山は紹興府の東南約十三支里にある。春秋二千餘歳、膽を坐に置き坐臥、飲食にこれを甞めた臥薪嘗膽も今は昔、水明の山容にその夢物語を包むのみ。 (印畫の複製を嚴禁す)//◎会稽山を望む (紹興) 春秋戦国の砌、彼の越王勿践が忠臣范蠡を用ひ苦思焦心遂に呉王夫差を降し覇をなした会稽山は紹興府の東南約十三支里にある。春秋二千余歳、胆を坐に置き坐臥、飲食にこれを甞めた臥薪嘗胆も今は昔、水明の山容にその夢物語を包むのみ。 (印画の複製を厳禁す)

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