atoingashu011
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◎隆恩殿 (奉天・東陵) 双眸の中に平原を走る渾河の清洌《清冽》を望む隆恩門を過ぎて更に進めば、舗壁に圍まれた方城の正面に欄干階段悉く大理石の中に丹碧の美も鮮やかな隆恩殿がある。四隅に四つの隅樓と兩側に東西の配樓あり、建築の巧緻結構は滿洲建築の粹と云はれて居る。後に一段高いのが明樓でその後方の圓丘が寶城である。 (印畫の複製を嚴禁す)//◎隆恩殿 (奉天・東陵) 双眸の中に平原を走る渾河の清洌《清冽》を望む隆恩門を過ぎて更に進めば、舗壁に囲まれた方城の正面に欄干階段悉く大理石の中に丹碧の美も鮮やかな隆恩殿がある。四隅に四つの隅楼と両側に東西の配楼あり、建築の巧緻結構は満洲建築の粋と云はれて居る。後に一段高いのが明楼でその後方の円丘が宝城である。 (印画の複製を厳禁す)

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