atoingashu-kyoto22
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◎山の秋 (高麗山) 西ひがしあはれさおなじ秋の風 これは一生を旅に暮した芭翁の句である。こゝの山深く秋風にそよぐ草花の葉擦れに、そゞろに故國の山容を思慕なること切りなるときじみしみと味はるゝ句である。云ひ知れぬ寂しさのうちに何とはなしに深いものが感じされる。 (印畫の複製を嚴禁す)//◎山の秋 (高麗山) 西ひがしあはれさおなじ秋の風 これは一生を旅に暮した芭翁の句である。こゝの山深く秋風にそよぐ草花の葉擦れに、そゞろに故国の山容を思慕なること切りなるときじみしみと味はるゝ句である。云ひ知れぬ寂しさのうちに何とはなしに深いものが感じされる。 (印画の複製を厳禁す)
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