atoingashu-kyoto024
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◎オボを拜む (白溫沿線) オボは廣漠たる草原の境界線である。道しるべでありそして旅する人々の守護神でもある。草原のさ中堆づ高く積まれた石塚の枯草に朔風戰よぐ暮れ近き頃、涯し知れぬ夕映の燃ゆる彼方、聲を揃えて呪文を唱ふる親兒の姿は、昔ながらの童話の物語を見るやうだ。 (印畫の複製を嚴禁す)//◎オボを拝む (白温沿線) オボは広漠たる草原の境界線である。道しるべでありそして旅する人々の守護神でもある。草原のさ中堆づ高く積まれた石塚の枯草に朔風戦よぐ暮れ近き頃、涯し知れぬ夕映の燃ゆる彼方、声を揃えて呪文を唱ふる親児の姿は、昔ながらの童話の物語を見るやうだ。 (印画の複製を厳禁す)

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