atoingashu-kyoto024
39/108

◎雲波 (南岳) 雲、雲、雲、波濤の如く起伏する雲波の重なり、その中を高峰の頂は飛石のやうに點々として通る。今し朝日峰の頂上を僅かに残した雲煙の壯美は、名人の彩管をかりても尚描し得ぬ大自然の靈筆である。 (印畫の複製を嚴禁す)//◎雲波 (南岳) 雲、雲、雲、波涛の如く起伏する雲波の重なり、その中を高峰の頂は飛石のやうに点々として通る。今し朝日峰の頂上を僅かに残した雲煙の壮美は、名人の彩管をかりても尚描し得ぬ大自然の霊筆である。 (印画の複製を厳禁す)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 39

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です