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●醫巫閭山(2)(遼西) 古い山だけに色々傳説なども傳へられて居るものゝ中に、契丹の耶津突欲がその山容の奇秀を愛して萬卷の書を山中に藏し、絶頂に堂を築いて之れを望海と銘名したと謂はれる。蓋し山上より渤海の大觀を眺められるに依るのである、耶津卒するに及んで茲に葬り山下に北鎭廟を造つたとある。此邊最も奇勝煙霞の景に富む。 (印畫の複製を嚴禁す)//●医巫閭山(2)(遼西) 古い山だけに色々伝説なども伝へられて居るものゝ中に、契丹の耶津突欲がその山容の奇秀を愛して万巻の書を山中に蔵し、絶頂に堂を築いて之れを望海と銘名したと謂はれる。蓋し山上より渤海の大観を眺められるに依るのである、耶津卒するに及んで茲に葬り山下に北鎮廟を造つたとある。此辺最も奇勝煙霞の景に富む。 (印画の複製を厳禁す)

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