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●旅藝人(京奉線新立屯にて) 遼西から東蒙の漢人部落を廻り歩く旅藝人、猿一匹が飯の種子といふ先生である。手に持つた猿殿のお玩具、ラマ塔の格構したものゝあるところから察すれば蒙古人にもお得意があるのか、肩にした木箱は彼及猿の全財産である。 (印畫の複製を嚴禁す)//●旅芸人(京奉線新立屯にて) 遼西から東蒙の漢人部落を廻り歩く旅芸人、猿一匹が飯の種子といふ先生である。手に持つた猿殿のお玩具、ラマ塔の格構したものゝあるところから察すれば蒙古人にもお得意があるのか、肩にした木箱は彼及猿の全財産である。 (印画の複製を厳禁す)

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