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●活佛の住居(熱河省佛ラマ寺) 喇嘛廟は西藏風の建築を多分にその要素として居るが、活佛の住居は大低支那式の建築だ。 淸朝時代には同化政策のために利用しただけ活佛の懐柔には苦心を拂つたものである。一年おきに北京に参觀交代せしめたので活佛は殆んど支那式生活に慣れ切つて居る。從つてその居住も支那の貴族式になつたのも自然であろう。 (印畫の複製を嚴禁す)//●活仏の住居(熱河省仏ラマ寺) 喇嘛廟は西蔵風の建築を多分にその要素として居るが、活仏の住居は大低支那式の建築だ。 清朝時代には同化政策のために利用しただけ活仏の懐柔には苦心を払つたものである。一年おきに北京に参観交代せしめたので活仏は殆んど支那式生活に慣れ切つて居る。従つてその居住も支那の貴族式になつたのも自然であろう。 (印画の複製を厳禁す)

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