ajiataikan002
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タルバカン//蒙古//タルバカン (蒙古)//タルバカンは支那語で旱獺子と稱し、栗鼠科に屬して其形態は野兎と栗鼠との中間で大さは大概大猫位のものである主に沙漠の南面せる緩斜の芝生地に棲み其巢は數米の地下に曲折せる數條の穴を掘り倉庫、住宅、便所等を作り人間に似た生活をして居る、毛皮は乾燥して盛に歐米に輸出され年額百萬元に達して居る、面白いのは蒙古人間の傳說では此動物は不義密通した人間が對手に呪はれて獸に化身したものであると云ふて居る。//タルバカンは支那語で旱獺子と称し、栗鼠科に属して其形態は野兎と栗鼠との中間で大さは大概大猫位のものである主に沙漠の南面せる緩斜の芝生地に棲み其巣は数米の地下に曲折せる数条の穴を掘り倉庫、住宅、便所等を作り人間に似た生活をして居る、毛皮は乾燥して盛に欧米に輸出され年額百万元に達して居る、面白いのは蒙古人間の伝説では此動物は不義密通した人間が対手に呪はれて獣に化身したものであると云ふて居る。//

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