ajiataikan002
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マーニホルロ//喇嘛の轉輪//マーニホルロ (喇嘛の転輪)//北京の雍和宮に詣る者は、何人も溫度孫殿の軒下にある金屬製の不思議な圓筒に氣づくだらう、これが有名なる「轉輪」蒙古語でいふ「マーニホルロ」である、周圍三尺五寸餘、縱一尺五寸餘、其上に周圍一尺二寸餘、縱五寸位の小圓筒がある。表面には西藏文字でオムマニバトメウン、即ち南無阿彌陀佛の名號を現して居る、此筒中には無數の名號を印した薄い絹を、幾枚となく又幾百丈となく、圓く卷いて入れてある、之を一回轉すれば、一切經を讀誦すると同樣の功德があるといふ。//北京の雍和宮に詣る者は、何人も温度孫殿の軒下にある金属製の不思議な円筒に気づくだらう、これが有名なる「転輪」蒙古語でいふ「マーニホルロ」である、周囲三尺五寸余、縦一尺五寸余、其上に周囲一尺二寸余、縦五寸位の小円筒がある。表面には西蔵文字でオムマニバトメウン、即ち南無阿弥陀仏の名号を現して居る、此筒中には無数の名号を印した薄い絹を、幾枚となく又幾百丈となく、円く巻いて入れてある、之を一回転すれば、一切経を読誦すると同様の功徳があるといふ。//

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