ajiataikan002
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月亮馬兒//仲秋節のお供//月亮馬児 (仲秋節のお供)//支那では、仲秋の月を祭るに神像を用ゆるこれを「月亮馬兒(ユエリヤン、マアル)又は「月光馬兒(ユエコワン、マアル」といふ月亮馬兒は、上に太陰星君或は菩薩等の像を畫き、下に月宮にて「兎」が立つて餅を搗く繪を畫いたものである。長きもの七八尺、短きもの二三尺、頂に紅綠色或は黃色の二旗を立て、これを月に向つて置き、種々の供物をする。拜し終つて燒き捨てる。北京の諺に「男月を拜せず、女、竈を祭らず」とある如く、月祭りは女がして男は關せぬ。//支那では、仲秋の月を祭るに神像を用ゆるこれを「月亮馬児(ユエリヤン、マアル)又は「月光馬児(ユエコワン、マアル」といふ月亮馬児は、上に太陰星君或は菩薩等の像を画き、下に月宮にて「兎」が立つて餅を搗く絵を画いたものである。長きもの七八尺、短きもの二三尺、頂に紅緑色或は黄色の二旗を立て、これを月に向つて置き、種々の供物をする。拝し終つて焼き捨てる。北京の諺に「男月を拝せず、女、竃を祭らず」とある如く、月祭りは女がして男は関せぬ。//

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