ajiataikan002
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東部大佛本尊//雲崗石窟//東部大仏本尊 (雲崗石窟)//石佛古寺に東接した、所謂東方第三窟は、外觀の壯大と、内部の大規模なる雲崗石窟中の第一位に位する、直立崖の内部の洞中に安置せる大佛本尊は、石窟遺跡中の逸品で、雲崗の景後期に於ける作品として、其の彫像に大なる興味がある、他の像と趣を異にし、表現の繊細なると、支那化した氣分が濃厚である點より推して見れば、隋唐藝術の發端を暗示して居る、像は目算三十尺内外にて、左右には十七八尺位の優秀なる脇侍が側立して居る。//石仏古寺に東接した、所謂東方第三窟は、外観の壮大と、内部の大規模なる雲崗石窟中の第一位に位する、直立崖の内部の洞中に安置せる大仏本尊は、石窟遺跡中の逸品で、雲崗の景後期に於ける作品として、其の彫像に大なる興味がある、他の像と趣を異にし、表現の繊細なると、支那化した気分が濃厚である点より推して見れば、隋唐芸術の発端を暗示して居る、像は目算三十尺内外にて、左右には十七八尺位の優秀なる脇侍が側立して居る。//

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