ajiataikan003
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拉薩(ラツサ)の都門//西藏//拉薩の都門 (西蔵)//都門は卒塔婆を兼ね、マルポイワとチヤポリの兩丘が麓を連ねて屏風の樣に聳江てゐる巖壁の間に關門を設け、其上に靈塔を築き、聖地[ラハツサ]の入口として異彩を放つてゐる。印度方面から入藏して此地に向ふ者は、十數哩西南の路上から右の兩丘を遠望し得るけれども、拉薩の市街はこの塔門を通過する迄一瞥することさへ出來ない。|この都門をバルゴカリンといふ。畫中、人の佇立せるところが入口である。|(印畫の複製を禁ず)//都門は卒塔婆を兼ね、マルポイワとチヤポリの両丘が麓を連ねて屏風の様に聳江てゐる巌壁の間に関門を設け、其上に霊塔を築き、聖地[ラハツサ]の入口として異彩を放つてゐる。印度方面から入蔵して此地に向ふ者は、十数哩西南の路上から右の両丘を遠望し得るけれども、拉薩の市街はこの塔門を通過する迄一瞥することさへ出来ない。|この都門をバルゴカリンといふ。画中、人の佇立せるところが入口である。|(印画の複製を禁ず)//

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