ajiataikan003
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靑羊宮//成都//青羊宮 (成都)//1926.6//問ふらく靑牛何人か騎つて去りし、黃鶴天より飛んで來るあり―靑牛の車悠々乎としてその跡を晦ました老子、彼は函谷關を出づるに際しその令尹喜に千日の後蜀の靑羊肆に見んと約したといふ。聖紀圖には昭王二十五年蜀の青羊肆に降るとある。青羊宮はさうした傳說の地に後人の建てたもの、四川道敎の本山として老子を祠る。古來有名な花市はこゝに行はれたものである。|(一九二六、六、撮影)(印畫の複製を嚴禁す)//問ふらく青牛何人か騎つて去りし、黄鶴天より飛んで来るあり―青牛の車悠々乎としてその跡を晦ました老子、彼は函谷関を出づるに際しその令尹喜に千日の後蜀の青羊肆に見んと約したといふ。聖紀図には昭王二十五年蜀の青羊肆に降るとある。青羊宮はさうした伝説の地に後人の建てたもの、四川道教の本山として老子を祠る。古来有名な花市はこゝに行はれたものである。|(一九二六、六、撮影)(印画の複製を厳禁す)//

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