ajiataikan003
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少陵草堂//成都//少陵草堂 (成都)//1926.6//世に在て事志と合はず、隴を度り秦を過り同谷より蜀に向ひ、劍門を攀ぢて成都に入つた流落の詩聖杜甫は、こゝ浣花溪の西に草堂を營んで暫し貧しいながらに平安な日を送つてゐた。卜居堂成を初として幾多の詩篇が茲に成つた。|深林人不知、明月來相照、少陵祠を遶つて修竹幽邃の裡に立つ寂寞たる亭榭は倚つて古詩聖を偲ぶに最もふさはしいであらう。|(一九二六、六、撮影)(印畫の複製を嚴禁す)//世に在て事志と合はず、隴を度り秦を過り同谷より蜀に向ひ、剣門を攀ぢて成都に入つた流落の詩聖杜甫は、こゝ浣花渓の西に草堂を営んで暫し貧しいながらに平安な日を送つてゐた。卜居堂成を初として幾多の詩篇が茲に成つた。|深林人不知、明月来相照、少陵祠を遶つて修竹幽邃の裡に立つ寂寞たる亭榭は倚つて古詩聖を偲ぶに最もふさはしいであらう。|(一九二六、六、撮影)(印画の複製を厳禁す)//

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