ajiataikan003
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樵夫//成都途上//樵夫 (成都途上)//1926.6//靑城山の山路、雜木の茂みを登つて行くと腰に山刀を差した六尺大の山男が突然向からやつて來るのに出會した。その相貌の怖しさ。併し近付いて見るとニコ(ニコ)笑つてゐるのにまあ一安心、話して見ると原始人のやうな性格の單純さが却而可愛い程である。|併し一度はこの男がこちらを向ひた面相を想像して見ることだ。|(一九二、六、六撮影)(印畫の複製を嚴禁す)//青城山の山路、雑木の茂みを登つて行くと腰に山刀を差した六尺大の山男が突然向からやつて来るのに出会した。その相貌の怖しさ。併し近付いて見るとニコ(ニコ)笑つてゐるのにまあ一安心、話して見ると原始人のやうな性格の単純さが却而可愛い程である。|併し一度はこの男がこちらを向ひた面相を想像して見ることだ。|(一九二、六、六撮影)(印画の複製を厳禁す)//

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