ajiataikan003
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佛光禮拜//蛾眉山[峨眉山]その三//仏光礼拝 (峨眉山その三)//1926.6//山巔の曉、雲海の果、東の極より赫々として輝き出で、五彩の絢爛を虛空に現じ、身宛ら極樂に在るの思あらしむるものは佛光。幽壑の夕、深黑の暗に燐光明滅、やがて萬盞の燈明を連ね、悠遠眞に歎ずるに堪ふるものは佛燈。蛾山の奇その數を知らぬ中に、この二者は最も特異靈妙を以て稱せらるゝもの、僧と俗とを問はずこれに遭へば直ちに合掌跪拜その佛緣を歡ばぬはないといふ。|(一九二六、六、撮影)(不許複製)//山巔の暁、雲海の果、東の極より赫々として輝き出で、五彩の絢爛を虚空に現じ、身宛ら極楽に在るの思あらしむるものは仏光。幽壑の夕、深黒の暗に燐光明滅、やがて万盞の灯明を連ね、悠遠真に歎ずるに堪ふるものは仏灯。蛾山[峨山]の奇その数を知らぬ中に、この二者は最も特異霊妙を以て称せらるゝもの、僧と俗とを問はずこれに遭へば直ちに合掌跪拝その仏縁を歓ばぬはないといふ。|(一九二六、六、撮影)(不許複製)//

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