ajiataikan003
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上天竺//杭州//上天竺 (杭州)//1926.4//岳王廟を辭し、洋車に賃して石壘の道を西に走れば、下中天竺を過ぎ車はやがて上天竺に至る。|五代の天福四年、神光に感じ奇木を守て刻した廣大靈感觀音を安置したと傳へらるゝ古刹である。開山の後幾多の變遷はありたれ天王殿、大寳殿の雄大宏壯なるは全く西湖名刹中の名刹として光る臨濟宗の御寺である。|其の昔幾多壯麗を歌はれた堂宇も今は僅に右の外には白雲堂を殘すのみであるけれども門前に雜踏する善男善女に信奉の程が窺はれる。(一九二六・四・撮影)|(印畫の複製を禁ず)//岳王廟を辞し、洋車に賃して石塁の道を西に走れば、下中天竺を過ぎ車はやがて上天竺に至る。|五代の天福四年、神光に感じ奇木を守て刻した広大霊感観音を安置したと伝へらるゝ古刹である。開山の後幾多の変遷はありたれ天王殿、大宝殿の雄大宏壮なるは全く西湖名刹中の名刹として光る臨済宗の御寺である。|其の昔幾多壮麗を歌はれた堂宇も今は僅に右の外には白雲堂を残すのみであるけれども門前に雑踏する善男善女に信奉の程が窺はれる。(一九二六・四・撮影)|(印画の複製を禁ず)//

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