ajiataikan003
99/204

石皷書院//湖南省//石皷書院 (湖南省)//1926//衡陽縣の北二里、烝湘二水の合流するところに風致に富んだ高樓がある。中に石鼓あり高さ六尺、もとは尋眞觀と云ひ唐代李某庵して讀書三昧に日を送つた所と傳へられる。宋代その故趾に書院を創めて石鼓書院と號した後、唯陽白鹿嶽鹿(山の下に鹿)と共に四大書院と稱せらるゝに至つた。朱熹に石鼓書院記がある。當時の建築は程なく燬けて再興され、後元代にも明代にも煆けて現存のものは淸の順治年間の重建にかゝるものといふ。|(一九二六撮影)(不許複製)//衡陽県の北二里、烝湘二水[蒸湘二水]の合流するところに風致に富んだ高楼がある。中に石鼓あり高さ六尺、もとは尋真観と云ひ唐代李某庵して読書三昧に日を送つた所と伝へられる。宋代その故趾に書院を創めて石鼓書院と号した後、唯陽白鹿岳鹿(山の下に鹿)と共に四大書院と称せらるゝに至つた。朱熹に石鼓書院記がある。当時の建築は程なく燬けて再興され、後元代にも明代にも煆けて現存のものは清の順治年間の重建にかゝるものといふ。|(一九二六撮影)(不許複製)//

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 99

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です