ajiataikan004
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蕃婦の機織//臺灣//蕃婦の機織 (台湾)//1927.5//森の奥から梭の音が聞江て來る。蕃家の婦は庭に席を敷いて、倦むことを知らぬものゝやうに原治的な機を織る。|何時もの頃とも知らぬ音、卑南社にコダヤウとカピヤウという姉妹が生れて、機を織ることを考案し又たれを人にも敎へたと傳へられる。それまで彼等は草を綴つて身に纏つてゐたが、それから衣服をきるやうになつたとも傳へられる。|(一九二七、五、撮影)(印畫の複製を禁ず)//森の奥から梭の音が聞江て来る。蕃家の婦は庭に席を敷いて、倦むことを知らぬものゝやうに原治的な機を織る。|何時もの頃とも知らぬ音、卑南社にコダヤウとカピヤウという姉妹が生れて、機を織ることを考案し又たれを人にも教へたと伝へられる。それまで彼等は草を綴つて身に纏つてゐたが、それから衣服をきるやうになつたとも伝へられる。|(一九二七、五、撮影)(印画の複製を禁ず)//

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