ajiataikan004
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タイヤル族の裝身具//臺灣//タイヤル族の装身具 (台湾)//1927.5//臺灣の北蕃タイヤル族は小粒の貝を集めて織物を造る。即ち珠裙である。圖中右は盛裝衣、左は女子が腰に纏ふものである。支那では昔から貝が通貨として用ゐられてゐたが、この珠裙も現に通貨として使はれてゐる。|珠裙は禹貢の所謂織貝である。織貝の何たるかは千古の疑問であつたが、今眼のあたり近き臺灣に之を見得ることは我等の歡と云はねばならぬ。(前掲尾崎氏珠裙と織貝參照)|(一九二七、五、撮影)(印畫の複製を禁ず)//台湾の北蕃タイヤル族は小粒の貝を集めて織物を造る。即ち珠裙である。図中右は盛装衣、左は女子が腰に纏ふものである。支那では昔から貝が通貨として用ゐられてゐたが、この珠裙も現に通貨として使はれてゐる。|珠裙は禹貢の所謂織貝である。織貝の何たるかは千古の疑問であつたが、今眼のあたり近き台湾に之を見得ることは我等の歓と云はねばならぬ。(前掲尾崎氏珠裙と織貝参照)|(一九二七、五、撮影)(印画の複製を禁ず)//

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